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「気合入る」アマ4冠でプロ9戦全勝の中野幹士がWBCアジア王者と対戦 日中タイ親善試合【ボクシング】
ボクシングの新日本プロモーションが１２日、東京都内で会見し５月１８日に東京・後楽園ホールで日中タイ友好親善試合「ＧＯＡＴ ＭＡＴＣＨ ｖｏｌ・３」を開催すると発表した。メインイベントで日本フェザー級６位の中野幹士（２８）＝帝拳＝がサタポーン・サアット（２０）＝タイ＝と１２８ポンド（約５８・０５キロ）契約１０回戦を行う。試合はＷＨＯ’Ｓ ＮＥＸＴダイナミックグローブとして動画配信サイトのＵ―ＮＥＸＴが生配信する。 中野はアマチュアで国際大会を含め４冠を獲得し、プロでも９戦全勝（８ＫＯ）と快進撃を続けるホープ。サアットもＷＢＣアジアでフェザー級とスーパーフェザー級暫定の２階級を制し、ＷＢＣ同級３５位に名を連ねる１３勝（８ＫＯ）１敗の期待の若手だ。中野は「試合が決まったときはうれしかったです。しかもメインイベントで、気合が入ります。先のことは考えず、この試合にだけ集中しています」と、表情を引き締めた。 セミファイナルのバンタム級8回戦では5戦全勝全KOの日本同級15位・矢代博斗(27)=帝拳=が13勝(10KO)4敗2分けのザオ・ジュン(31)=中国=と対戦。日本スーパーウエルター級１位の玉山将弥（３０）＝帝拳＝は同級８回戦でヅアイ・ファン（２８）＝中国＝と対戦する。「GOAT MATCH」は日中親善試合だった過去2回の開催で実力伯仲の名勝負が続出している。
帝拳ジムの日本ランカー３人、中野幹士、矢代博斗、玉山将弥が５月１８日に後楽園ホールで日中タイ友好親善試合に参戦
プロボクシングの興行会社の新日本プロモーションは12日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション本部事務局事務局で会見し、5月18日に東京・後楽園ホールで「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT『G.O.A.T.MATCH』Vol.3 日中タイ友好親善6vs6」を開催すると発表した。親善試合に出場する日本選手６人が会見に出席。メインイベントは128ポンド(約58キロ)契約10回戦で、WBOアジア・パシフィック(AP)フェザー級5位の中野幹士(28)=帝拳=が、WBC世界同級35位のサタポーン・サアット(20)=タイ=と対戦する。東洋太平洋、日本同級６位でもある中野は「メインに抜擢（ばってき）していただいたのでメインにふさわしい、見ごたえのある試合をしたい。自分からどんどん仕掛けて倒せたらいい」と意気込んだ。セミファイナルはバンタム級8回戦で、WBOAPスーパーフライ級1位の矢代博斗(27)=帝拳=が、元WBCアジア、元IBFアジア・バンタム級王者のザオ・ジュン(31)=中国=と拳を合わせる。矢代は「必ず倒して勝ちたい。対戦相手の印象は、去年日本に来たときの試合を会場で見ていて、とても気持ちがあってタフな選手だなと思っている。序盤からじわじわと崩していきたい」と決意を述べた。第５試合の〝セミセミ〟では日本スーパーウエルター級１位の玉山将弥（３０）＝帝拳＝が同級８回戦で、元ＷＢＡ中国ミドル級王者のチャン・フエン（２８）＝中国＝と闘う。玉山は「前回の負けから１年半ぶりの試合になる。次につなげるためにも負けられない試合になる」と必勝を誓った。興行は午後5時45分から動画配信サービスのU-NEXTで独占生配信される。プロ戦績は中野が9戦9勝(8KO)、サタポーンが14戦13勝(8KO)1敗、矢代が5戦5勝(5KO)、ザオ・ジュンが19戦13勝(10KO)4敗2分け、玉山が18戦14勝(8KO)4敗、チャン・フエンが8戦6勝(4KO)1敗1分け。▼第４試合（ウエルター級６回戦）
山本諒真（ＤＡＮＧＡＮ）ｖｓソン・ザン（中国）
◆山本 「しっかり勝って、次につなげたい。中国人の選手はいつも気持ちのあるファイトをしている印象がある。気持ちの面でも負けないようにしっかりと頑張りたい」
▼第３試合（フェザー級６回戦）
上野永吉（ワタナベ）ｖｓダウス・リテ（中国）
◆上野 「次勝ったらＡ級（８回戦以上）に昇格するので、必ず勝って皆さんを盛り上げられるような試合をします。頑張ります」
▼第２試合（１３８ポンド契約４回戦）
菊池音央（新日本木村）ｖｓゴン・エンコン（中国）
◆菊池 「（対戦相手は）身長が高いイメージ。前回までの試合で、あまり自分より身長が高い人と闘ってこなかったので、今回は接近戦を練習して、頑張りたい」
▼第１試合（東日本新人王ライト級４回戦）
本多俊介(E&Jカシアス)vs大橋侑太(BOY’S水戸)
菊池風磨の弟・菊池音央が５月１８日に再起戦 「ちゃんと勝っておいしいラーメン二郎を食べたい」
プロボクシングの興行会社の新日本プロモーションは12日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション本部事務局事務局で会見し、5月18日に東京・後楽園ホールで「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT『G.O.A.T.MATCH』Vol.3 日中タイ友好親善6vs6」を開催すると発表した。親善試合に出場する日本選手６人が会見に出席。人気グループ、timelesz(旧Sexy Zone)の菊池風磨(29)の弟・菊池音央(ねお、20)=新日本木村=は138ポンド(約62・5キロ)契約4回戦で、ゴン・エンコン(30)=中国=と対戦する。菊池は「前回負けてしまったので、今回はちゃんと勝って、またおいしいラーメン二郎を食べたい」と勝利の喜びに浸りながら好物を満喫することを誓った。昨年11月の前戦では東日本ライト級新人王決勝戦で、のちに全日本新人王となった西畑直哉(24)=竹原慎二&畑山隆則=に0-3で4回判定負けした。約１週間休養し、すぐに練習を再開。「後手後手だったので、山場を作れるような、爆発力を見せられるような闘い方を意識して頑張っている」とより攻撃的なボクシングに取り組んでいる。今年の新人王トーナメントにエントリーしなかった理由を「昨年の新人王は１戦してからすぐ出たので、経験値が足りていなかった。今年は経験値を積み、フィジカルとかも強めていきたい」と説明。連戦を避け、きちんとリフレッシュしてからしっかりと練習を積むことを優先した。「倒せれば倒したい。気持ちで前に出る」。進化を見せ、再起戦を白星で飾る。興行は午後5時45分から動画配信サービスのU-NEXTで独占生配信される。プロ戦績は菊池が３戦１勝２敗、ゴン・エンコンが１戦１敗。（尾﨑陽介）
ボクシング日中泰友好親善６ＶＳ６を５・18後楽園で開催 菊池風磨の弟・音央も出陣
「ボクシング・日中タイ友好親善6VS6」(5月18日、後楽園ホール) 記者会見が12日、都内で行われ、出場する中野幹士(帝拳)、矢代博斗(同)、玉山将弥(同)、山本諒真(DANGAN)、上野永吉(ワタナベ)、timelesz(元Sexy Zone)の菊池風磨の弟・菊池音央(新日本木村)が出席した。【写真】NARUTOポーズを決める菊池音央 さすが菊池風磨の弟でイケメン 中野はWBCアジアスーパーフェザー級暫定王者のサタポーン・サアット(タイ)、矢代は元WBCアジア118ポンド王者のザオ・ジュン(中国)、玉山は元WBA中国160ポンド王者のチャン・フエン(同)、山本は2021年全国大学生ボクシング選手権63キロ級優勝のソン・ザン(同)、上野はダウス・リテ(同)、菊池はゴン・エンコン(同)と、それぞれ対戦する。日本スーパーウエルター級１位の玉山は、２０２２年１１月の敗戦から約１年半ぶりの復帰戦で、「将也」から「将弥」に改名して臨む。昨年７月には関節ネズミと滑膜炎に悩まされていた左肘を手術しており、「絶対に勝つという気持ちです。勝てばいろいろ見えてくるものがあります」と、復活を期す。昨年１１月の東日本新人王ライト級決勝戦で敗れて以来の再起戦となる菊池は「勝ってまたおいしいラーメン二郎を食べたい」と宣言。試合後は１週間食べ続けるジロリアンだという。前回の敗戦を踏まえ、「気持ちで負けていたので、気持ちを出して行きたい。スパーリングでもヤマ場を作る、詰める、手数を出すを意識して練習しています」と説明。「倒せれば倒したい。倒し方というより、気持ちで前に出る。ヤマ場を作れるような、爆発力を出せるような戦い方を意識して頑張っています」と、最高の結果を目指す。
